『Scene 71~73 演技練習』
本日の参加者:監督(中島良)、ヒロキ(谷口吉彦)、アミ(秦亜梨沙)、音響(そあい恵子)


右(秦亜梨沙)

左(谷口吉彦)
 


板橋の赤穂スタジオにて、PM1:00~6:00頃まで行われました。
まずs71のアミが事件に関してヒロキを電話で呼び出すシーンから練習スタート。中島監督は、途中で止めたりせずにまず1シーンぶっ通しで役者さんの演技を見ます。

そして、実際に演じた役者さんが「どういう登場人物の心情でその行動を起こしたのか」など役者さんと細かく意見を交わしつつ、もう一度シーンを始めから通していきます。同じシーンを何度も通す事によって、段々演技に深みが増していくのが非常に興味深かったです。シーンによってはホラーもあり、泣きもあり…完成版で1パターンしか見れないのが勿体無い程!!

そしてs72~73。
アミにとってもヒロキにとっても、はっきりこの先の生き方が分かれる大事なシーン。
二つの「孤独」がぶつかり合う、非常に痛々しい場面でもありました。
そして、谷口さんもありささんも悩みっぱなし…
 
監督はほっとんど自作の脚本も無視する事を推奨しています。
なので、カメラの前の役者さんは、登場人物に完全になりきって、言葉を発しなければいけません。

休憩になっても入念に役者さんお二人が打ち合わせを続けている中、

監督はおでんを頬張り、私はポッキーをかじり…(あかんがな)

 
何度も繰り返したシーンで、監督がはしゃいではるGoodカットもあれば、ちょっと首をかしげてダメだしを行うカットもありました。
監督がはしゃいでたシーンには、私も「おぉ~っ」っと拍手を送りたくなる程。
本番、そして完成版が非常に楽しみです。

 アリサさん→目力女優!!体調が悪いなか、お疲れ様でした。
 谷口さん→役にずぅーっと入りこみ俳優!!お疲れ様でした。
 監督→おでん。…お疲れ様でした!

 
 (担当:ガンショットマイク片手のそあい。)