『Scene 87~90 演技練習』

 本日の参加者:監督(中島良)、ヒロキ(谷口吉彦)、サノ(小川武倫)、音響(そあい恵子)


右(小川武倫)

左(谷口吉彦)
 

 
本日も昨日と同じ板橋の赤穂スタジオにて、PM2:00~PM8:00頃まで行われました。
 
 まずは、監督・俳優3人方の台詞や動きについての解釈の入念な打ち合わせ。
 台本を忘れた(スタッフなのに)という致命傷を負っていた私には到底わけのわからない話が続きます(;;)

 台本上の説明的なセリフに、いかにリアルさとメッセージを込めるかがこの映画の勝負ドコロ。
 監督に対して「言いたい事は解るよ?」が口癖のヒロキさん。
 黙々と台本を読みつづけるサノさん。

 本日は、ラストシーン前後のリハでありました。
 ヒロキが映画を通して自覚してきた自分の平凡さ、力の無さ、最後に出した「普通の人間として生きていく」という決論が、一気にどんでん返ります。


まずはscene87~89.
 車上逃亡生活を送るヒロキの元に、浮浪者として潜伏していたサノが訪れるシーン。
 本質的な会話の前のヒロキとサノの馬鹿話に爆笑してしまいました。
 俳優お二人の姿が監督の影になっていて見えない音声の私にとって、撮影中の会話はほぼ「ラジオドラマ」なのですが…すっごく面白かったです^^。
 監督も声を殺して笑っていたおかげでカメラフレームが痙攣していました。
 が、いざ話の核心になると…
 ヒロキさんは昨日のアミとは全く違う感じで、「オトナ」として現実を見ることをサノに告げ。
 サノさんは段々話を聞いているうちに目が据わっていき(こあいよぉ)…


 そして、暴力シーンのあるs90へ。
 こぉのシーンはかっちょえぇですぜぇ、皆さん。
 一歩間違えたら単純にくさいだけのシーンになるところが…にゃー!!(( o(><)o ))
 お二人がそれぞれかっこ良すぎです。
 しかも不自然さが一切無い。
 っつーかさぁ、ふっつーはさぁ、ヒロキがサノを良い感じに説得して終わるんじゃねぇのぉ?こういうの(笑)


 ますます完成版が楽しみです。(監督への重圧)

 それではっ!お疲れさまっした! 
 

 (担当:ガンマイクの持ち方を勘違いしていたソアイ)