「scean11,12,40~42,」演技練習
本日の参加者:監督(中島良) ページャ(奥津サトシ) アミ(秦亜梨沙)


右(奥津サトシ)

左(秦亜梨沙)
 


今日は監督である中島がレポート致します。土曜日は西新宿にある柏木地域センターで昼から5時まで練習しました。借りた和室は広く、清潔でした。

最初はページャとアミの出会いのシーンを練習しました。二人は初対面だったからか、演技が少し硬い感じで、とりわけ秦さんは緊張ぎみでした。上の画像からも伝わってくると思います。何度も繰り返すうちに奥津さんは本来の自然さを取り戻したのですが秦さんはなかなか肩の力が抜けず、僕は「なんでできないんだよー。」と監督威力を発揮してしまいました。こーゆー風に行き詰った時、役を交換して演じてもらいます、つまりページャ役を秦さん、アミ役を奥津さんにやってもらうのです。互いに役を交換してみると相手の求めている演技や自分の演技の足りない部分がわかったりする効果があると思います、この手法はサノ役の小川君が以前教えてくれました。
奥津さんは軽やかにアミを演じてくれて、秦さんは帽子がかわいいページャって感じです。この役柄交換により秦さんは何かを掴んだようです。てなわけで次のシーンに移行しました。


このシーンはページャとアミの登校シーンで、二人がキュル(いじめられっこ)の悪口を言い合って打ち解けるという内容です。さっきとうってかわって秦さんは自然な演技が飲み込めたようで、一気にレベルアップしました。奥津さんの返答も上手く、このシーンの二人の会話の構成は非常に自然で表情も良い感じで、僕は「よっしゃ!」と喜びました。

上の画像は後半のシーンで打ちひしがれているページャが酔っ払って帰宅途中のアミをストーカーし、公園に連れ出して暴行しようとする、というシリアスなシーンです。
ページャの暗く危険な雰囲気が結構出ていていいですね、秦さんの寝顔はドキドキしますね。



ページャはアミの首を絞めて殺そうとするのですが、アミが抵抗し、失敗します。
奥津さんはたくさんのアドリブを加えてくれました。嬉しいことです。秦さんも自然な反応をしてくれて良いです。このシーンは僕が思っていたよりゾクゾクしました。

非常に充実した四時間でした、もうちょっと練習したかったです。
奥津さんは以前に僕の作品に出てくれたことがあるので自然な演技ができることはすでにわかっていましたが、改めて良いすね、これからもドンドン新しいアドリブを加えてください。そして秦さんのレベルアップが良かった、これからはもっと厳しくしますよ。いやぁ、本番が楽しみだなぁ。
というわけでお疲れ様でした。